プール水のトラブル解消
問題点 | 現象 | 原因 | 対策 |
プール水が変色した | 緑色に着色 | 1.藻が発生している 2.鉄分(溶解鉄)の影響 |
1.アクアクリーンをプール水100tに対して2kg投入し殺藻してください殺藻後ろ過機を運転(24時間)し、藻を除去してください。 2.pHを7.5〜8.0に調整し、プール水100tに対し、ネオクロールフレッシュ1kgを遊泳終了後投入し、ろ過機を運転して下さい。 |
茶褐色に着色 | 鉄分(溶解鉄)の影響 | pHを7.5〜8.0に調整し、プール水100tに対し、ネオクロールフレッシュ1kgを遊泳終了後投入し、ろ過機を運転して下さい。 | |
白濁 | 1.ろ過機の異常 2.有機物の影響 3.日常の塩素不足 |
1.ろ過機が故障している場合は早急に修理して下さい。ろ過機の故障でない場合は,ろ過圧をチェックし逆先回数を多くして下さい。 2.スーパークロリネイションを行ってください。スーパークロリネイションを行った後pHが弱酸性になる可能性があるためpHの測定を行いpHを7.0〜7.5くらいに調整して下さい。尚、翌朝遊離残留塩素が高い場合には,脱塩素剤クロルイーターを投入するか、水を補給して下さい。 3.スーパークロリネイションを行ってください。スーパークロリネイションを行った後pHが弱酸性になる可能性があるためpHの測定を行いpHを7.0〜7.5くらいに調整して下さい。尚、翌朝遊離残留塩素が高い場合には,脱塩素剤クロルイーターを投入するか、水を補給して下さい。 (常に規定の遊離残留塩素0.4ppm以上をたもつよう管理して下さい。) |
|
薬剤を入れても塩素が出ない | 1.尿,汗からのアンモニア分によってクロルアミンが出来ている。 2.pHが極端に酸性になっている。 |
1.スーパークロリネイションを行ってください。スーパークロリネイションを行った後pHが弱酸性になる可能性があるためpHの測定を行いpHを7.0〜7.5くらいに調整して下さい。尚、翌朝遊離残留塩素が高い場合には,脱塩素剤クロルイーターを投入するか、水を補給して下さい。 2.ペーハープラスでpHを7.0〜7.5くらいに調整して下さい。また、pH調整をした場合プール水が白濁することがありますのでろ過機の運転を十分に行ってください。 |
|
目が充血し痛む | 1.pHの異常 2.水が汚れている |
1.プール水が酸性の場合には,ペーハープラス、アルカリ性の場合にはペーハーマイナスで中和しpHを中性付近にして下さい。 2.水質改善のためネオクロールフレッシュによりスーパークロリネイションを行ってください。又、濁りがひどい場合には一部換水しろ過を充分に行いプール水中の浮遊物を取り除いてください。 |
|
プール塗装が脱色した | 一部が脱色 | 溶解性の悪い塩素剤を使用した。 | 出来るだけ均一に薬剤を散布して下さい。又、カラフルなプール及び塩ビシート使用等のプールについては塩素自動供給機ネオ・クロリネーターの設置、又は、溶解性の高いネオクロール・ニューS、ネオクロール・T20Sをご使用ください。 |
全体が脱色 | 1.塗料が耐塩素系でない 2.寿命 |
1.塗り替えを行って間がないのに脱色する場合は、耐塩素系のエポキシ系の塗装をするようにして下さい。 2.塗り替えを行って2〜3年ほどで脱色する場合は、塗替えが必要です。 |
|
手足にやけどのような擦り傷が発生した | 擦過傷 | プールサイド及び底面がざらざらしている | 塗料を塗るなどの処置をし、表面を滑らかにして下さい。 |